風都探偵第8話「tに気をつけろ+α/住み着いた魔女」内容と感想

仮面ライダーW

前回

第7話「tに気をつけろ 7/依頼の決着」

内容

風都タワーから降り注ぐ宝石。

仮面ライダーWに叩き落されるドーパントの姿があった。

「…やれやれだ。

 宝石を食い散らかすゴキブリなんて聞いた事ないぜ。」

「ウウッ!」

ヒートメタル!

「またコックローチメモリの犯罪か。

 高性能のわりには量産できるメモリだから仕方ないが…」

「本物とかわんねぇな。1匹見たら30匹いるってか?」

バッ!

コックローチドーパントは、その羽根を広げ、飛んで逃げていく。

「ちっ、あんにゃろう。」

「問題ない。すでにハードタービュラーを擁ししてある。」

「!」

ハードタービュラーに乗り、コックローチに追いついた仮面ライダーW。

「メモリブレイクだ。」

メタルマキシマムドライブ!

「「メタルブランディング!」」

ダブルの持つ武器、メタルシャフトから炎が吹きあがる。

ハードタービュラーの突撃がコックローチドーパントを襲い、

追撃のメタルブランディングがコックローチドーパントを爆散させた。

ルナ!メタル!

メモリブレイクされたことにより、人間に戻ったメモリ使用者を、

ルナメタルの腕が抱きかかえる。

「ふう。手ェかけさせんなっての。」

メモリ使用者を近くの樹に下ろすダブル。

「当分は病院送りだ。」

「宝石強盗の代償にしては高くついたね。」

「ま、自業自得だろ。さて、後は…」

「警察の仕事…」

メモリを拾い上げる少女の手。

「えっ?」

「でしょ?」

「ええええ───っ!?と、と、と!ときめ!?

 おまえっ、なんでここに!?」

「あの戦車…リボルキャリーだっけ?あれに乗って一緒に来た。」

持っていた手帳をめくるときめ。

「乗って来た?い、いや、なんで乗れんだ、おまえが!ガレージにあったはずだろ!」

「銀と、黄色か。」

ダブルの身体を触るときめ。

「これがルナメタルだね。こうやって左右を組み替えて戦うんだ…」

「えっ?おい、待て…」

「二人が3本ずつのメモリを持ってるから、全部で9種類の姿になれるわけか…」

「いや、ちょっと待てって!俺の質問に答えろ!

 なんでおまえがそんなにWの秘密を知ってんだよ!」

「?…もしかして、まだ聞いてないの?」

「はあ?」

「翔太朗…まだ聞いてなかったのか?」

「え?え?なになに?俺だけ全っ然話が見えてねえんだけど…うっ!?」

鳴海亜樹子特製!仮面ライダーWひみつ手帳

「ま、まさか…!?」

「うん。所長さんが勧めてくれたの。私…あんたの探偵助手になる。」

「な、なんだってぇぇっ!?うあああああっ!あっ亜樹子ォォォォ!!」

─鳴海探偵事務所

「うん!私、言ってない!」

「どっ…どっ…どういう事なんだよォ、亜樹子…」

「いやー、ごめんごめん。

 翔太朗くんだけ、なんかボコっと言うのを忘れちゃってたみたいで…」

「フツー忘れるか?一番言わなきゃいけない相手だろ?

 そもそもなんでときめを俺の助手にしようなんて思ったんだ?」

「ときめちゃん、竜くんが超常犯罪特例処置で一時保釈にしてくれたのよ。

 もちろん彼女の持ってたメモリの正体をつきとめるためだけど

 で、記憶もない事だし、いっそ私の預かりにして鳴海探偵事務所を手伝ってもらうのが

 一番なんじゃないかって言われてえ。ま、保護観察処分みたいなものかな…」

「照井の野郎、余計な事を…!」

「でも彼女のメモリを分析できるのもフィリップくんだけだし、ちょうどいいじゃん。」

「…ぼくにも特に依存はない。

 何よりぼく自身が、かつては記憶を失ってこの事務所にかくまわれていた人間だしね。」

「へぇ、そうなんだ…」

「彼女が自分の過去の謎を解き明かしていくつもりなら、ここにいるのがベストだと思う。」

「う、し、しかしだなぁ…」

「それにほら!私だっていつ愛しのダーリンとのベビーを授かるかわかんないわけだしィ!

 君たちを助けられる所員が増えるのはいい事じゃん!

 産休でもサンキュー!ってなもんや!」

亜樹子の言葉に衝撃を受けるフィリップ。

「で、とりあえず!ウチには探偵二人いるけど、外回りの多い翔太朗くんの女子から、って!」

「お、おまえなぁ…」

「翔太朗は嫌なの?」

「えっ?」

「翔太朗が嫌なら、やめるけど…」

「いや…それでおまえの過去が捜せるなら、力にはなってやりてえけど…」

「だったら決まりだね。私はあんたを手伝う。

 ずっとあんたにへばりついて、いつか自分の過去も捜し出す。

 その時きっと、私の飢えは消える。」

「ときめ…」

「ハァイ!じゃあ決定!あとよろしくね、ときめちゃん。」

「まずあんたの家を教えてよ。翔太朗。」

「え!家って自宅?今!?来んの!?」

「お、おい、相棒…なんとか言ってやってくれ。」

「ずっと考えていたんだがね、翔太朗…」

「なんだ、なんかうまく逃げられる方法でも!?」

「亜樹ちゃんのさっきの言葉。

 おそらく『産休』と『サンキュー』をかけたダジャレではないかと思うんだ!

 関西人らしくて興味深い!」

「そっちかよっっ!何、しょーもない事に脳細胞使ってんだ、おまえわっ!」

─翔太朗宅

「男の一人暮らしのわりには綺麗だね。」

「まあ事件、事件でほとんど家には帰らねーからな…

 ……って、なんで俺のベッドに寝てんだ!

 えっ?えっ?まさか住む気?ベッド1個しかねーぞ!」

「一緒に寝ればいい。」

「できるかっ!」

「…翔太朗が嫌なら、外で暮らすよ。この街にはベッドも風呂もある。」

「お前の『ベッド』はハナミズキの樹で、『風呂』は噴水だろ!

 年頃の女がもうあんな暮らしするな!」

「じゃあどーすんの?」

─鳴海探偵事務所

「どうしたんだい、翔太朗?」

「魔女にベッドを乗っ取られた…当分、事務所で寝る…」

「一緒に寝ればいいじゃん?」

「アイツとおんなじ事いうな!」

「素直じゃないなー。好きな女の子と仲良くなるチャンスなのにぃ。」

「あんまりそういう事を煽るべきじゃないと思うよ、亜樹ちゃん。」

「あらあら、フィリップくん、ご機嫌斜め?もしかして新相棒の登場に嫉妬してたりしてえ!

 ん?」

「ぼくも彼女が凶悪な人間には見えない。だが完全な善人にも見えない。何か影を感じる…」

「まあ壊れてても一応ガイアメモリを持ってたわけだしね…」

「それが不安だ。本人には言えないが…

 ぼくは左翔太朗の恋愛に関しては一つの傾向を見つけている…

 左翔太朗は悪女と惹かれ合う…そして、その結末の多くは悲劇だ。

 翔太朗もそれを薄々感じているからこそ、踏み込めないのかもしれない。

 自分の愛した女性は不幸になる、と。

 …それだけではない。気になる事がもう一つある。

 ロードの動機がわからない。人を食ってまで、なぜあんなに巨大な街を作ろうとしたのか?

 あの街は…本当に消えたのだろうか?」

─裏風都

オーロラ!

「…完全に気配が途絶えた…

 …私たちの街を出てしまったのかい?…ときめ!」

風都探偵01巻 第8話「tに気をつけろ+α/住み着いた魔女」より

感想

仮面ライダーWの9つのフォームの1つ、ヒートメタルが活躍。メタルシャフトという棒と炎で戦う接近戦に強い形態ですね。必殺技はメタルブランディング。メタルシャフトから炎が噴き出し、炎の一撃を食らわせます。そして現れたオーロラメモリの使い手。いつかWと戦う事になるのでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました