風都探偵第5話「tに気をつけろ 5/犯人はそこにいる」内容と感想

仮面ライダーW

前回

第4話「tに気をつけろ 4/半熟の意地」

内容

夜の風都の噴水で、見つめ合う二人。

(ときめが…記憶喪失…!?)

「私はいつも飢えている。

 自分の事がわからないから、ずっと満たされる事がない。

 でも一つだけわかってるんだ。あの裏風都からは離れられない。

 何か探し出さなきゃいけない物があるって。

 たとえ他人の物を剥いで生きる、魔女になっても…」

「探し出さなきゃいけない物?

 それが…おまえの過去なのか?」

「…わかんない…」

ガイアメモリを取り出すときめ。

「!」

驚いた表情でときめの手をつかむ翔太朗。

「その…メモリは…!?」

(…そういう事か!)

「!…あいつが来る!メモリが、熱い!

ゾロゾロと現れたのは立川の部下達だった。

「お手柄じゃねぇか、探偵。」

「立川蓮司…!

 おいおい。こりゃどーゆー事なんだ、立川さん?」

「見てわからんか。殺人鬼の魔女を討ちとるんだ。社会貢献ってやつさ。」

「ほう。でもな、もし俺が悪党なら、人前でズラリと銃を並べたりはしないぜ。

 不法所持をみせびらかすようなもんだ。」

「心配すんな。この場のすべてを片付けるから、誰もそれを知る事はない…

 俺の部下を殺した魔女も、ウロチョロしてた三流探偵も、そのカバンも…

 み~~んな綺麗に始末しといてやる。安心しな。」

「!

 …あっそ。人は見かけによらない事も多いが

 …外見通りのド悪党だったってわけね、あんたは。」

「サブ…殺れ。」

立川の部下が翔太朗達に銃を向け、引き鉄を引こうとする。

「おーっと待った。」

「?」

「俺と彼女を殺しても、事件は終わらんぜ。」

「なんだと?」

「あんたの話にゃ決定的な間違いがある。俺が三流探偵ってぇのは我慢してやるとして…

 あんたの部下を殺したのは…この女じゃない。」

ときめのメモリを立川に見せる翔太朗。

「彼女のメモリは破損している。

 これじゃ正常に作動しないはずだ。

 つまり、裏世界を作り出すロードのメモリの持ち主は他にいるといういう事だ。

 彼女はそいつの動きを感知し、利用していただけの、ただの追い剥ぎさ。」

「わけがわからねえ。なんの話をしてやがる。」

「つまりだ、犯人は他にいるんだよ。

 T字路の魔女が現れる以前から、

 あんたのビル付近をロードは出入り口にしていたって事だからな。

 そして、さっきときめがそいつの接近を感じた時、あんたらが現れた…

 すなわち!真犯人は…本当の殺人鬼は、この中にいる!という事だ。」

「つまらんハッタリを…サブ、早く殺れ!何をしてやがる、サブ!とっとと…」

立川の顔面を銃で殴りつけるサブ。

「ぐはあっ!」

「しゃ、社長!」

「腹が…腹が減ったよお。我慢して暮らしてる方の身にもなれってんだよ、このクソ社長が…」

「サ…サブ?」

「こんな社会のクズみたいな連中の溜まり場だ。

 身内を食ってりゃ騒ぎにもなるまいと思ったが、意外と早く警察沙汰になりやがった…」

「そうか、お前がっ…」

「それ以降…もうダメさ…次の飢えが来るのが早すぎて…抑えきれねえ…!」

サブはロードメモリを取り出すと、自らの首に突き刺した。

ロード!

「ヤツだ!」

サブはロード・ドーパントへと変身した。

「う、うわああああああっ!」

ロード・ドーパントに銃を向ける立川の部下達。

ロード・ドーパントの指から放たれた高熱の攻撃で、一掃されてしまう。

「まあ、仕方ない。そこの探偵にほぼ仕組みを見抜かれたからな。

 あんたの言う通り、この場の全部を始末して食っちまおう。」

「げほげほ…!」

「そん中に、あんたらも加わるがね、社長…!」

「うわあああああああ」

ドッ

ロード・ドーパントの背後から飛び蹴りをくわえる翔太朗。

「!?」

しかし、ロード・ドーパントの反撃であっけなく吹っ飛ばされてしまう。

「探偵…おま…えっ?」

「あんた、ホントにバカなの?あのオッサン、今殺されそうになった相手だろ!?」

「う、うるせえ。体が勝手に動くんだから仕方ねーだろ!」

「食われる順番に不満があるようだな。」

「あんたの不思議な力で逃げらんないの?」

「悪いがあれは相棒の力がいるんだ。今、ちょっと揉めてて使えない。」

「じゃあ、どーすんの!」

「俺が時間を稼ぐ。おまえは逃げろ。

 そしたら鳴海探偵事務所という所を頼れ!

 俺の相棒がいる。仲間もいる。きっとおまえの事も調べてくれる。

 いいな!

 うおおおおおおおっ!

ロード・ドーパントに突撃する翔太朗。

「!?」

突然、巨大な戦車リボルギャリーが現れた。

(戦…車…?)

「危険な独断行動は容認できないと言ったはずだ。」

「フィリップ…!」

「『オカン』という謎の言葉を検索したよ。

 関西弁で『母親』という意味だね。

 以前も君にそんな事を言われた気もするが、

 『保護者』というニュアンスなら正解かもしれない。

 この感情豊かで、無謀に走り続ける相棒を…ぼくは放っておけない。

 守りたいと思う。」

ダブルドライバーを翔太朗に渡すフィリップ。

「…ふんっ。そりゃどーも!」

「見ろ。ときめはロードじゃなかった。」

「承知している。原理は解明した。」

「だったら、いつも通り…半分 力貸せよ、相棒!」

「ああ。」

ダブルドライバーを装着した翔太朗。フィリップの腰にもダブルドライバーが出現した。

サイクロン!

ジョーカー!

「『変身!!』」

サイクロンジョーカー!!

フィリップは倒れ、翔太朗は仮面ライダーダブルへと変身した。

風都探偵01巻 第5話「tに気をつけろ 5/犯人はそこにいる」より

次回

第6話「tに気をつけろ 6/仮面の守護神」

感想

満を持して変身した翔太朗とフィリップの仮面ライダーダブル!

原作がしっかりと再現されていて非常に良いですね~!

コメント

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