仮面ライダーゼロワン第18話「コレがワタシのいける華」内容と感想

飛電インテリジェンスの存亡をかけてZAIAとのお仕事勝負に挑んだ或人。だが、その1回戦の生け花勝負のさなかお花屋さんヒューマギア一輪サクヨが原因不明の暴走をしてしまう。困惑する或人の目の前でZAIAの社長、天津垓が仮面ライダーサウザーに変身。ゼロワンを圧倒し、サクヨを破壊したのだった。

「どう?データの修復は。」

「はい。滅亡迅雷.netによる強制ハッキングではなかったのでバックアップを失わずに済みました。」

「よかった…。これで暴走の原因がわかるかもしれない。」

「復元、完了しました。」

或人とイズが、社長室のラボで、サクヨを復元していた。

「どうやら一輪サクヨのプログラムがなんらかの理由によって書き換えられていたようです。」

「え…?イズ、他のヒューマギアにも似たような異変がないか調べて。」

「かしこまりました。」

「よろしく。」

「或人社長、私は…。」

「生け花勝負、負けちゃったね。」

「いえ、負けていません。私は彼にだまされたのです。」

「え?どういうこと?」

─ZAIA社長室

「盗まれたプログライズキーについて何か新しい情報は?」

「いえ、全力で捜しているのですが…。」

「せっかく美しい勝利を飾ったというのに…。」

天津垓の端末に、着信が入る。

それは或人からであった。

─立花蓮太郎宅

「サクヨの視覚データの映像です。」

「素晴らしい、あとはこれを添えれば完璧ですよ。」

「そうなのですか?ご指導ありがとうございます。」

「裏ではアドバイスとして、サクヨの作品にわざと手をくわえたあなたは勝負になると簡単に手のひらを返した。バレないと思ってましたか?サクヨは正々堂々と勝負していたのに…。なんでこんなことをしたんですか?」

「もういいでしょう。人間とロボットの勝負なんてしょせんお遊戯なんだ。」

「よくありません。」

或人と立花蓮太郎の会話に、天津垓が割って入る。

「ことと次第によってはあなたを許すことはできません。」

「正直…ヒューマギアを見くびっていた。花の選定から配置に至るまで全て計算されていた。」

「勝負に負ける可能性があると思ったから、一輪サクヨの作品に余計な手を加えたのですね。」

「あなたの不正によってZAIAスペックのイメージを傷つけた。我が社が訴訟を起こせばあなたの華道家生命は終わりです。」

「そんな…!」

「それが嫌なら勝負をやり直してください。」

カフェテラスでお茶をする或人とイズと天津垓。

「案外常識あるんですね。」

「企業イメージというものはもろくはかないものだ。飛電のイメージをどん底に落としたあなたならわかるでしょう?」

「あなたこそ俺のじいちゃんに憧れてたんでしょう?」

「ええ、まあ。」

「だったら!ヒューマギアの素晴らしさがわかるんじゃないんですか?」

「同感です。私たちヒューマギアは元々飛電是之介によって作られたものですから。」

「彼の才能は素晴らしかったが使い方を間違えた。人工知能は共存するものではなく、人類の進化に利用すべきだったんですよ。私はそのことを提言したが聞き入れてはもらえなかった。」

「じいちゃんとはどういう関係だったんですか?」

「12年前共同プロジェクトにともに携わっていました。」

「え?これ12年前の写真…?えっ見た目全く変わってないじゃないですか!天津社長、年いくつですか!?」

「永遠の24歳だ。」

「アイドルかよ…。」

「天津垓社長45歳。」

「えっ!?えっ!?」

「若さ程罪なものはない。浅はかな知恵。品性に欠けるノリ。肌の質感…。何もかも不愉快だ。」

「あの社長は何を言っているのでしょうか?」

華を生ける立花蓮太郎。

「ああっ!!」

突然、持っていたはさみを投げ飛ばしてしまう。

「私は…私は勝たなければならない…!」

地下駐車場を歩く唯阿の前に不破が現れる。

「不破…。なぜここに?」

「滅が再起動してよみがえった。あいつを修復した理由はなんだ?返答次第ではお前を連行しなければならない。」

「相変わらず単細胞だな。なぜ私を疑う?」

「前に言ってたよな。」

私はいつかお前を裏切るかもしれない。私と戦う日がきたら…。

その時は、俺が勝つ。

「今日がその日だと言いたいのか?」

「それは、お前次第だ。」

「…近くにいても離れていても世話が焼ける男だ。」

ショットライザー!

バレット!

ダッシュ!

オーソライズ!

「変身!」

「変身!」

ショットライズ!

シューティングウルフ!

ラッシングチーター!

不破と唯阿が変身し、ぶつかり合う。

ラッシングチーターの素早い動きで、不破を翻弄する唯阿。

しかし、バルキリーの銃撃を耐え、カウンターでバルキリーのショットライザーを撃ち落としたバルカン。

「俺の勝ちだ。…うわ!?」

突然、車が走ってくる。

「あ?ZAIAの社長…!」

「私の大切な部下に何をするんですか?」

「この女には人工知能特別法違反の疑いがある。」

「言いがかりはよしていただきたい。ZAIAのイメージを傷つける行為は私が許しませんよ。」

サウザンドライバー!

「あっ…」

ゼツメツ!Evolution!

ブレイクホーン!

「変身。」

パーフェクトライズ!

When the five horns cross the golden soldier THOUSER is born

Presented by ZAIA

「お前も変身できるのか…!」

「仮面ライダーサウザー。私の強さは桁外れだ。フン!」

「くっ!」

バルカンに反撃の隙も与えぬほどのスピードで、攻撃を繰り出すサウザー。

「あっ…!」

ジャックライズ!

「ううっうおおーーっ…!何しやがった!?」

「ウルフのテクノロジーをコピーした。」

ジャッキングブレイク!

「フン!」

JACKING BREAK ©ZAIA エンタープライズ

「うおおおーーーっ!ううっ…!」

サウザーのジャッキングブレイクの直撃を受けた不破は、変身を解かされてしまう。

「くっ…ならこっちも本気でいかせてもらおうか!フッ!」

アサルトバレット!

「ううっ…フッ!!」

オーバーライズ!

「変身!」

ショットライズ!レディーゴー!アサルトウルフ!

アサルトウルフに変身した不破は、怒涛の攻撃をサウザーに浴びせる。

「はぁはぁ…えっ?」

「フッ…。」

しかしまるでダメージがない様子で立ち上がるサウザー。

「効いてないだと…?」

「私の強さは君の1000パーセント。桁が違う。」

サウザンドデストラクション!

サウザーはバルカンに飛び膝蹴りを浴びせ、後方へと吹き飛ばしたあと、ジャンプして踏みつけるようにバルカンを攻撃した。

THOUSAND DESTRUCTION ©ZAIA エンタープライズ

「ぐはっ!!うわあああーーー!!」

「かみつく相手を間違えないようにね。ウルフ…いや野良犬くん。」

「くっ…!ううっ…!」

「唯阿、行くよ。」

構築を完了しました

「アサルトグリップの複製に成功しました。」

「おお~。衛星ゼアってすげえな。」

「一度ラーニングしたデータなら再現できますので。」

「へえ~。」

「一輪サクヨがさまざまな流派の生け花を再現できるように。」

「再現するだけでは意味がありません。生け花の美しさは変わるものです。」

「えっ?」

「あの時の家元の生け花はとても美しかった。けれどだまされたと知った途端、とても醜く見えて…。教えのとおりでした。生け花は人の心を映します。」

「生け花って深いな…。その教えはどこからラーニングしたの?」

「立花流です。」

「立花!?えっあの勝負相手の?」

「はい。華道の名門ですから。」

「あっ…そうだったんだ…。」

「今度は勝つ…今度は勝つ…。今度は勝つ今度は勝つ今度は勝つ今度は勝つ今度は勝つ!」

立花家元の作品は醜くておぞましい…

あなたの華道家生命は終わりです。

「うわああああーーー!!はあはあ…!!あんなヒューマギアさえいなければ…!こんな勝負最初から受けなければ…!」

「心が壊れてしまったようですね。これを使いなさい。」

一人苦しむ立花蓮太郎の前に、謎の人物がベルトを持って現れた。

「あなたの心を守る為に。」

「うっ!!君は…誰だ…?」

「人類を導く者…ですよ。」

「では人間とヒューマギアによるお仕事勝負第1回戦、生け花対決再戦を始めますが…。」

「あっちの先生どうしたの?」

「いらっしゃいました。」

会場へとやってきた立花蓮太郎だったが、その様子はおかしい。

「お体の具合、大丈夫ですか?」

「ああ…ああ…!!うわああーーーーー!!」

「なんだ?あれ…。」

「私は…勝たなければならない…」

ブロウ!

「バッファロープログライズキー!?」

「勝たなければならない!」

レイドライズ!クラッシングバッファロー!

This charge attack will send you flying

「人が…マギアに…!?そんな…!」

サクヨに襲い掛かるマギアと化した蓮太郎。

或人は動揺して動けず、唯阿が素早くサクヨを救った。

「みんな逃げろ!」

「面倒なことになりましたねえ…。」

ゼツメツ!Evolution!

ブレイクホーン!

「変身。」

パーフェクトライズ!

When the five horns cross the golden soldier THOUSER is born Presented by ZAIA

「あっ!」

「はあっ!!」

「ちょっと!何をしてるんですか!?先生にもしものことがあったらどうするんですか!?」

「どきなさい。」

「うわっ!!」

「何がどうなってんだよ…わけわかんねえ…。」

屋外へと出て、バッファローマギアを圧倒するサウザー。

「やめろ!先生、どうしちゃったんですか!?くっ…うわあ!!正気に戻ってください!」

「何を言っても無駄だ。」

「うわ!」

「こいつはすでに醜いケダモノと同じ。フン!」

「同じじゃない!ううっやああーー!!先生!」

「フン!ハァ!!」

「やめろーー!!」

お構いなしに攻撃を続けるサウザーを止めようとする或人だったが、サウザーを止める事ができない。

「ううっ、フン!!」

シャインシステムを起動し、バッファローマギアの動きを拘束し、サウザーに挑む或人。

アタックライズ!

「ううっ!はぁ!」

「フン!」

自力でシャインシステムの拘束を解いたバッファローマギアは、背中からロケット噴射のように加速して二人に襲い掛かる。

或人は吹き飛ばされてしまうが、サウザーは片足でそれを受け止める。

「我が社のプログライズキーを返してもらおう。はあっ!」

サンダー!

Progrise key confirmed Ready to break

「やめろ!!」

サウザンドライズ!サウザンドブレイク!

THOUSAND BREAK ©ZAIAエンタープライズ

サウザーは止めにはいった或人をなぎ払い、倒れていたバッファローマギアにサウザンドジャッカーを突き刺し破壊した。

「あっ…戻った!先生!しっかり!先生!先生…!」

目を覚ます立花蓮太郎。

「よかった~生きてた…。」

「私は…?」

「正気を取り戻しましたか。では生け花勝負は後日仕切り直すとしよう。」

駆け寄るイズ、サクヨ、唯阿。

「裏で何かが動いているようだな。」

「使用されたバッファローキーの出所を調べます。」

「私にはもう勝負する資格などない。」

「そんなことありませんよ。だってサクヨは先生が守ってきた立花流から花を扱う仕事で一番大切なことを学んだんですから。」

「え?」

「生け花を知るために由緒ある立花流から作法をラーニングしました。でも先生の作品を見て初めてその教えが理解できたんです。生け花は人の心を映すという教えが。」

「先生の作品、美しかったです。」

「ハッ…。まるで弟子に教えられた気分だな。」

「勝者は立花蓮太郎家元。」

後日行われた再戦で、立花蓮太郎が勝利した。

「あなたの作品は美しく、優雅です。」

「君の作品もかれんだ。まるで君自身の心を見ているようだ。」

「私の心…。」

「結局、生け花勝負に負けてしまいましたね。」

「うん。でも嬉しいんだ。ヒューマギアは学ぶだけじゃない。人に教えることもできるんだ。心を。」

立花蓮太郎はサクヨに握手の手を差し出す。そしてサクヨもそれに応えた。

「人間が暴走した?なるほど、レイドライザーを使ったのか。」

「レイドライザー?一体何を知っている?やっぱりどこかにお前の仲間がいるんだな?」

「お前の背後にいるかもな。今は亡き我らの同志が。」

次回予告

「笑顔が絶えないおうちになりますよ。」

第2回戦!家をたくさん売る勝負!!

「家を売るために生まれた男ですから。」

「全てのヒューマギアを調査したんだよな!?」

AIの暴走が飛電を追い詰める!?

「だから言ってるんです。ヒューマギアは一刻も早く廃棄すべきだと。」

第19話 カノジョは家売るヒューマギア

感想

サウザー無双は続きます。不破が変身するバルカンを圧倒し、アサルトウルフすらもまったく歯が立ちませんでした…。ウルフのテクノロジーも奪い、また唯阿の所有するライトニングホーネットのキーを使っての必殺技も使用可能。プログライズキーさえあればそのキーの技を使えるというかなり汎用性の高い武器を持っていますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました