仮面ライダーゼロワン第12話「アノ名探偵がやってきた」

前回

第11話「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」

この話に登場する仮面ライダー

仮面ライダーゼロワン/飛電 或人

仮面ライダーバルカン/不破 諌

仮面ライダーバルキリー/刃 唯阿

仮面ライダー迅/迅

仮面ライダー滅/滅

内容

─ヒューマギアによる大和田伸也氏殺人未遂事件捜査本部

「現在、逃走中の犯人はこの正体不明のヒューマギア。俳優になりすまし、被害者に近づき狙撃した。」

「飛電インテリジェンスへの立ち入り操作も空振り。まあそもそも同じ外見のヒューマギアは飛電の生産リストには存在していませんでした。

「しかしな、ヒューマギアである以上、飛電製には違いない。」

刑事たちの会話に、同席していたエイムズの唯阿が進言する。

「失礼ですが、立ち入り操作に見落としがあったのでは?」

「隅々まで調べましたよエイムズさん。」

「社長室の横に、秘密のラボがあるのもご存知ですか?」

どよめく刑事たち。

「なんだなんだ?おい。なんでその情報来てねえんだ。」

─飛電インテリジェンス

「えっ!?ラボを立ち入り調査に来るって!?なんでそんなこと警察が知ってんだよ…もう!」

「現在、衛星ゼアの命令でラボでは新型プログライズキーの制作が始まっています。今、警察に立ち入られては困ります。飛電の疑いを晴らすには犯人を倒し、暴走の証拠となるゼツメライズキーのデータを手に入れるしかありません。」

「あれか…。やつに勝つには新型キーが絶対必要ってわけね。」

「社長、警察の方々がお見えです。」

福添が、刑事たちを連れてくる。

「えっ!?もう来たの!?」

「この隣にラボがあるそうですね。見せていただけますか?」

「あの…今はちょっとまずいんですよ、ラボ。ラボだけは、ちょ~っとまずいんですよ。」

あからさまに疑う福添と刑事たち。

「怪しいな。今すぐ開けてください!」

「はいはいはーい!皆さん少々お待ち願えませんかねえ?」

突然、或人の社長室にヒューマギアが入ってくる。

《旧世代型ヒューマギア…!》

そのヒューマギアは、或人の父と同じく、旧世代型のヒューマギアだった。

《父さんと同じ…》

「なんだ君は?」

「ああ…私は、ワズ・ナゾートク。見ての通り、探偵です。」

「探偵?」

「今回の殺人未遂事件には不可解な謎が多い!この私がみ~ご~と解いてみせましょう。敬愛する飛電インテリジェンス社長の名にかけて!」

「えっ暗殺ちゃんどうしちゃったの?」

拘束されているドードーマギアの姿があった。

「強制停止させた。こいつを引き抜いてな。」

ドードーゼツメライズキーを手にそう語る滅。

「なんで?やっとここまで育ったのに!」

「俺が怖いんだろうさ。」

そういうとドードーマギアは、自身の姿を暗殺ヒューマギアへと変えた。

「うわっ…ウソでしょ?」

「俺は暗殺を極めた。巣立ちの時だ。」

両手から玉のようなものを近くのマギアに投げつけると、自分の意のままに操りだした。

「えっ!えっ?うわっ!」

滅と迅に襲い掛かるマギアたち。

滅の手からドードーゼツメライズキーが零れ落ちる。

「もう学ぶべきものは…何もない。」

ドードー!「あんさ…つ。」ゼツメライズ!

拘束具を引きちぎった暗殺ヒューマギアは、落ちたドードーゼツメライズキーで変身した。

ウィング!ポイズン!

「変身!」フォースライズ!

フライングファルコン!スティングスコーピオン!

迅と滅は仮面ライダーへと変身する。

「はあ…いくぞ!」

仮面ライダー滅と迅に襲い掛かるドードーマギア。

「かつて数々の難事件をさっそうと解決した伝説のヒューマギア探偵だ。」

「ハーイ!」

「そういえば覚えがあるぞ。旧世代型では最高傑作と言われた先代社長ご自慢の機体だったっけ!」

「へえ~、そうなんだ…」

或人のライズフォンにワズからメールが届く。

お得意先のフリをして電話に出て下さい ワズ・ナゾートク

「はい、飛電或人ですが…。」

「今、あなたのライズフォンとイズくんの脳内回線にのみつなげています。新型キー構築の件も知っています。私にこの場を切り抜ける奇策があるのですが…乗っていただけませんかねえ?」

「或人社長 危険です 不審な人物の誘いに乗っては」

「…わかりました。御社を信頼します。」

或人のその言葉に驚いたような表情をみせるイズ。

「あっいっけない!立ち入り操作中でしたよねえ。」

「そうだった!さあ社長早くパスワードを!」

「それがですね、あのー…開かなくなっちゃたんですよ、ラボ。」

「はあ?」

「ロック解除のパスワードに俺の爆笑ギャグを登録したんですけど、傑作がいっぱいありすぎて、どれだけわかんなくなっちゃって。」

「いやそんなわけあるか!弊社の潔白を証明したくないんですか?社長!開けてください!」

「思い出したら連絡しますんで…」

ゼロワンドライバー!

「じゃあ俺急な仕事を思い出したんでいきます。」

ジャンプ!オーソライズ!

「うわーーー!」

「変身!」プログライズ!ライジングホッパー!

「なんだ?それは!」

「俺の仕事着です!じゃあ失礼しまーす!」

「おやおや…あれ逃亡じゃないですか?」

「えっ?あっ…ああ待て!」

ワズにそういわれると急いでゼロワンを追いかける刑事たち。

「あなたには聞きたいことがたくさんあります。」

「おお~怖い目。それより或人くんを呼び戻しましょう。」

ゼロワンに変身した或人は、ビルの屋上まで逃げてきた。

「おおっと!?あちゃー!もうきた。早いよエイムズ!」

ゼロワンにバルカンのショットライザーの銃弾が襲い掛かる。

「警察から逃げだすとはボロが出たな、社長。ヒューマギアを信じると俺に大見得切ったのはウソだったのか?」

「ウソじゃないさ!俺はな…今回もヒューマギアを信じただけだ!」

オーソライズ!

バルカンが放つショットライザーを、フリージングベアーがはね返す。

プログライズ!「うっ!」

フリージングベアー!Fierce breath as cold as arctic winds

仮面ライダーゼロワン・フリージングベアーと仮面ライダーバルカン・シューティングウルフが激突する。

「ハアーーッ!」「うっ!この…」

「ガガガガガガーッ!」

バルカンを氷漬けにするゼロワン。

「悪く思うなよ。事件解決のためだ。じゃあ。」

そういうとゼロワンはその場を去っていく。

「あいつ…!」

「或人社長の自称傑作ギャグの一覧を検索しました。」

「こんな大量にあんの!?しかもどれもつまんねぇ…。」

「ここは立場上、副社長にやっていただくしか…。」

「俺!?」「はい。」

パスワードの爆笑ギャグを披露してください・・・

「アルトじゃないと!」

不正解のブザーが鳴る。

「そんな代表的なギャグはパスワードにしないかと。」

「早く言えよ!」

「なんとかしてくれませんかね?マキゾエさん!!

「いや福添だよ!」

「ああ…」

ラボから社長室の様子をみていたイズとワズ。

ラボに或人が現れる。

「へえ~ラボにこんな秘密の出入り口があったなんて…。」

「緊急時の為のものです。私は知っていましたが、なぜ彼が知っているのか…。話していただきましょうか。」

「よろしい。では衝撃の真相をお話します。」

「おおっ!探偵っぽい口ぶり~!」

「私はね、イズくん…。君の兄なのです。」

「ええーーっ!?」

「会いたかったですよ~我が愛する美しき妹よ!」

「イズの兄さん!?どういうこと?ねえイズ!えっ?イズ!?イズがショックでフリーズした~~!!」

「判断処理を行っていただけです。悪質な冗談であると検知いたしました。」

「えっ!?」

「いやいや本当ですって!私は先代の飛電是之介社長が直々に手掛けたイズくんのプロトタイプなんですよ。」

「じゃあさっき言ってた社長って…。じいちゃんのことだったのか!」

「はい。」「ああ…。」

「是之介社長はヒューマギアシステムを狙う陰謀に気づき、自らの片腕として私を製造。探偵ヒューマギアとして活動させたのです。私は探偵業をしながら巨大な悪意を探り当て、是之介社長にその情報を伝えました。」

「それが滅亡迅雷.net…。」

「そして事態が悪化し、予想以上の危機が迫った時、新社長とイズくんを助けるために目覚めるようプログラムされていたのです。」

「ウソではないようです。今、彼のデータを確認しました。」

「或人君。君は私を信じてくれますか?」

「さっき電話で答えは言ったろ。俺はワズを信じる。だってあんた、笑顔が優しいもん。俺の父さんもそうだった。」

「では、私はあなたのために探偵の調査を継続します。」

或人と握手をかわすワズ。

「イズくん。遠慮なくお兄様…うーん、あるいは兄上と呼んでいいですよ。ん?」

イズに握手を求めるワズだったが、イズはその手をとろうとはしなかった。

「飛電或人発見!依然逃走中!繰り返す!」

「或人くん、私とイズくんで犯人の正体をつかみます。君が新型キーが完成するまでの間、警察とエイムズを引き付けておいてください。」

「え~?さらっと難しいこと言ってくれるなぁ」

パトカーに追われるゼロワン。

「まあでも信じたからにはやるっきゃないか!よし!…おおっ?」

「これ以上の逃亡は無駄だぞ社長さん。」

ショットライザーを構えたバルキリーが現れる。

「何言ってんだよ。そもそも警察にラボのことチクったのあんたじゃないの?それがザイアのやり方ってやつなのかよ?」

その言葉に一瞬の隙がバルキリーに生まれる。

「うおお…ハッ!今のは図星っぽい態度だったぜ。じゃあ!」

森林で、迅と滅が、暴走マギアを率いたドードーマギアと戦っている。

「強い…また強くなってる!うわ!うう~滅!」

「ハア・・・ハァッ!」

アタッシュアローの攻撃と、迅の突進が暴走マギアを蹴散らす。

「逃げられたか…。」

「暗殺ちゃん…。」

「俺だ。イズ、そっちはどう?」

「残念なお知らせです。ワズは廃棄が妥当かと。」

「なーっ!えっ何?何があったんだよ?」

「彼は飛電とはなんの関係もない工場や、下町のお祭り組合などをウロウロして、遊んでいるだけなのです。彼は非常に性能の低い探偵ヒューマギアです。失礼ながら或人社長はやはり、だまされているのではないかと…。」

「あのさ、イズ。もしかして怒ってる?」

「怒る?私が?質問の意味が理解できません。」

「ああ…もう少しだけワズを信じてみようよ。ねっ!」

「社長のご指示でしたら…あと数時間、辛抱します。」

ワズを睨みつけるイズ。

「はあ…その疑いの目、ひどいですねえ愛する妹よ。」

「妹呼ばわりをするのはやめてください。」

「そう思った方がロマンチックじゃないですか。そんな怖い目をしていると人生に余裕がなくなりますよ。ほら、あそこにいる人みたいに。」

工場の中から、不破が現れる。

「不破諌さん。私たちを尾行していたのですか?」

「社長は言った。事件解決のためにヒューマギアを信じると。お前たちを見張っておけば自然とあいつにつながる。」

「流石はエイムズのエースですね!」

「だが無駄足だったな。名探偵ヒューマギアを雇っていると聞いたが、とんだポンコツだ。」

「私も完全に同意します。この調子で犯人の正体が暴けるとは思えません。」

「正体ならもうわかっています。謎はすべて解けた。」

突然、サイレンを音を鳴らすワズ。

その音に反応して、一台の車が工場から猛スピードで出てくる。

「不破くん、重要参考人が逃げます。いいんですか?」

オーソライズ!「変身!」

ショットライズ!シューティングウルフ!

仮面ライダーバルカンに変身した不破は、パンチで車を殴り、停止させた。

「うっ!」

「なんなんだ?こいつらは。」

不破によって車に乗っていた男達が拘束される。

「平たくいえば窃盗団ですね。ヒューマギアを盗んで改造し、売りさばく連中です。」

車の中には、盗まれたヒューマギアが無造作に乗せられていた。

「この顔のヒューマギアの事、詳し~く、聞かせてもらいましょうか。」

「イベント用、和風舞踏ヒューマギア祭田ゼット。1号から5号まで生産され、和太鼓やダンスでお祭りを盛り上げる。ロボットチームでした。」

「これが犯人の正体だというのか?」

「ありえません。確かに、祭田ゼット5体には盗難届が出ているようですが、犯人とは全く顔が違います。」

「データ管理用のIDと顔の皮膚を変えて売りさばくのがああいう窃盗団の常套手段なんですよ。飛電に該当データがなく、同じ敵が何度破壊されてもよみがえると聞いて、結論はこれしかないなと思っていました。」

お面をつけた怪しい動きのヒューマギアが現れる。

「おっ!ヒョットコの面をつけたヒューマギアが時たま祭りの場に現れる。下町の人たちの目撃情報のとおりですよ。おそらく彼が祭田ゼット5体のうち唯一の現存同型機です。」

「なるほど。同じ顔の盗難機が5体。そのうちの4体はさらに滅亡迅雷が盗んだということか。思ったよりやるな、探偵。」

「行きましょう。彼を保護すれば大きな手掛かりとなるはず!」

「それで、あんな変わった場所の調査を…。」

「つかみどころのないやつだ。まるで人間の探偵だ。」

「もしかして、ワズはもうシンギュラリティに…。」

「うわ~!」

「あの…ちょ…ちょっと待って!」

近づくワズに気付いた祭田ゼット5号は逃げ出してしまう。

「はぁはぁ…あっ…!」

逃げ出した5号の前に、ドードマギアが現れる。

「あのヒューマギアだ。」

「うは~犯人と見事に出くわしちゃいましたね!」

パワー!

「俺だ5号。4号だ。」

「えっ…?」

オーソライズ!「変身!」

ショットライズ!パンチングコング!

「うわっ!ああ、ああ…!うわああ~~!」

ドードーマギアから逃げ出す5号。

仮面ライダーバルカン・パンチングコングに変身した不破がドードマギアに攻撃を仕掛ける。

「フッ!フッ!ぐあっ!」

しかし、バルカンの攻撃はすべて空振りに終わってしまう。

「お前もラーニング済みだ。そろそろ飽きた。」

「ほい!フッ!ハッ!ハアッ!ハアーー!」

仮面ライダーゼロワン・フレイミングタイガーがバルカンに加勢する。

「フウ~!お待たせ!」

「或人社長!」

「連絡しておいて正解でした。今日は私冴えてます!」

「よっ!はぁっ!ああっ…うっ!うう…」

しかし、ゼロワンとバルカンの二人がかりでもドードーマギアに圧倒されてしまう。

チャージライズ!フルチャージ!

「これがかわせるかーっ!?」

カバンストラッシュ!

ゼロワンに攻撃に合わせてバルカンも同時に必殺技を放つ。

「ぬっ!ぬう…!」

「よし!」「ふう…」

「フッフッフッフッ…」

「えっ!?かわすまでもないってこと!?」

「やはり新型キーがなければ勝てません。」

構築を完了しました

「新型プログライズキーができました。回収してきます。」

「なんでしょうねえ…この胸騒ぎ。」

一瞬でラボへと戻ってきたイズは、完成したキーを回収する。

「うわああーーっ!」

近距離でドードーマギアのミサイル攻撃を受けたバルカンは、変身を解かれてしまった。

ブレイキングマンモスキーを手に取るゼロワン。

「うおっ!もう…!」

しかしドードーマギアによってはたきおとされてしまう。

「ダメだ…全部先読みされる。」

「ハハハハ…!俺の成長には勝てん。ここまでだ。」

凄いスピードでイズが戻ってくる。

イズはスライディングをしながら、ゼロワンの手に新型のキーを渡す。

「あっ…イズ、新型キーできたんだな!」

或人にお辞儀するイズ。

「待て或人くん!これのほうがいい!」

慌てた様子のワズは、ブレイキングマンモスキーを或人に勧める。

「えっ?」

「新しいキーでなくては敵のラーニングは上回れません。」

「よし…。」

シャイニングジャンプ!オーソライズ!

「フッ!」

或人がキーを天にかざすと金色のバッタが召喚される。

「おおっ!ピッカピカのバッタきたー!」

プログライズ!

The rider kick increases the power by adding to brightness!

「えっ?あっ…。」

シャイニングホッパー!

When I shine, darkness fades

或人は、仮面ライダーゼロワン・シャイニングホッパーへと姿をかえた。

次回予告

「暗殺ちゃん言う事聞かなくなっちゃった!」

止まらない暗殺ちゃんの暴走!!

「私も自分の仕事をやり遂げます。さようなら。」

そして、イズの決断──

「見ててくれ…イズ。ハアーッ!」

第13話「ワタシの仕事は社長秘書」

感想

内輪もめ回みたいな感じでゼロワンはエイムズ達と戦い、滅亡迅雷は成長しすぎたドードーマギアと戦うとった流れでした。イズの兄、ワズが登場。なかなか濃いキャラですね(笑)。そしてついにゼロワンがパワーアップしましたが、ワズがなぜマンモスキーを勧めたのか。もしかして、シャイニングホッパーもラーニングされて、5号に継承されてさらに暗殺ちゃんを強くしてしまうのか?色々想像されますが…次回イズになにがおこるのでしょうか??意味深な次回予告でした。

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