仮面ライダーオーズ/OOO第11話「旅人とアゲハ蝶と有名人」内容と感想

この話に登場する仮面ライダー

仮面ライダーオーズ/火野映司

前回

第10話「拳と実験と超バイク」

内容

これまでの仮面ライダーオーズ

800年前に人の欲望から作られたメダルの怪人グリード持っていたはずのそれぞれ9枚のコアメダル、そのすべてを手に入れるのはグリードかオーズか、或いは人の欲望か、その先にに待つものは果たして…

「やっぱパンツは天日干しに限るなぁ」

「映司君、そこにパンツ干すつもり?」

クスクシエの看板にパンツを干す映司

「うん、太陽からもらったエネルギーが、明日のパンツの活力になるんだ!」

しかし風で飛ばされるパンツ

「あぁ!俺の、明日が!」

飛ばされたパンツは筑波という男の顔にひっかかる。

「はは、マイペンライだよ、映司」

「筑波さん!」

筑波をクスクシエに招き入れる映司

「こちら旅の途中のバンコクでお世話になった、筑波敬介さん」

「筑波さんって…世界放浪の旅blogの!?」

「お!読んでくれてますか!」

「えぇちゃんとマイナーなのも抑えていますから」

「…やっぱまだマイナーか」

落ち込む筑波を比奈が席に案内する。

「あのところで、さっきのマイペンライって?」

「あぁ、タイ語の中で僕が一番好きな言葉なんだ」

「大丈夫、どうにかなるって意味だよ」

映司が比奈に解説する。

「大丈夫、どうにかなる、か…」

アンクと兄の姿を思い浮かべる比奈

「いい言葉ですね」

「でしょ?おい映司、次はお前どこ旅すんだ?」

「今ちょっと休憩中ですかね…筑波さんこそ、世界放浪の旅は?」

「ん?終わったよ、だから今度は次の夢を実現させる。

 俺の旅を1冊の本にするんだ」

「うわぁ素敵!」

「でもさぁ久しぶりに日本に帰ってきたら、なんか日本も変わっちゃってて、出版社の場所わかんなくなっちゃってさ」

「あぁ、それなら俺たちが案内しますよ」

「ほんとか?」

ライドベンダーの自販機の近くを這いつくばるガメル。

「何をしているの?」

「メダル落ちてないか探してる」

「なんのために?」

「メズール元気ない、だからメダルやる」

「おやめなさい!」

そういうとメズールはガメルの身体を片手でつかみ上げてしまう。

「痛いよ、もう!あ!メズール」

「拾ったメダルなんていらないわ、メダルならオーズから奪い返しなさい」

「わかった、メズールの為、がんばる」

「ガメル、優しいのね」

ガメルの頭をなでるメズール

「ガメルの馬鹿が…さてとメダルを生み出す欲望にまみれた人間は…」

遠くからみていたウヴァがそう告げる。

カウンザメダルズ、現在オーズの使えるメダルは

タカ*2

カマキリ*1バッタ*1

ライオン*1トラ*2チーター*2

ウナギ*2タコ*2

大洋出版社に筑波を連れてきた映司と比奈

神妙な面持ちで出版社から出てくる筑波

「どうでした?」

「…駄目だってさ」

「え、どうして?」

「ああ…文章力がないって。旅blogでアクセスランキング1位の澤田幸太郎ってのがいるんだけど、彼ぐらい面白い文章書けないと、本にするのは無理だって」

「そうですか…」

「でも、マイペンライ!これしきのことで夢を諦めたりしないよ!

 これしきの事で夢をあきらめたりしないよ。

 人生は山あり谷あり、もうまさに旅そのものだからね」

そういう筑波だったが、笑顔は消えていく。

後藤は鴻上ファウンデーションの会社に向かっていた。

その途中で、かつての同僚、三隈と出会う。

「後藤じゃないか」

「三隈…」

「お前警察を辞めてこの鴻上ファウンデーションにいるらしいな」

何も言わず立ち去ろうとする後藤の肩をつかみ、呼び止める三隈

「おい待てよ、無視すんなよ!出世を競い合った仲だろ。

 お前警察に居た頃から世界を守るような要職につきたいっていってたよな。

 あれ実現できたのか?それとも口だけかよ」

三隈の手を払いのける後藤

「出世しか頭にないお前と一緒にするな。」

後藤は歩き出す。

 (俺はいつか必ず、世界を守る…)

出版社から門前払いされた筑波は、公園のベンチでノートパソコンと向き合う。

「くそ…あの編集者…なんで俺の文章のよさがわかんねえんだよ

 何が澤田みたいな面白い文章だよ!」

澤田のblogを見ながら愚痴を言う筑波

「なんだよこいつまた本だすのかよ!?しかもラジオ生出演…

 ったくさぁ…俺の方が絶対イけてんのになぁ…

 俺だってそのうち…絶対有名になってやる」

筑波の背後にウヴァは立っていた。

「その欲望、解放してやる…」

ウヴァは筑波の後頭部に現れたメダルの投入口に、自らのセルメダルを投入した。

筑波から生まれるヤミー、人間に擬態するウヴァ。

筑波が後ろを振り向くと、そこには既にウヴァはいなかった。

「どうすればいい?」

筑波が前を向くと、ウヴァが座っていた。

「なんすかあんた?」

「どうすれば有名になれる?」

「え?まぁこの澤田ってやつくらい文章力がついて、ラジオにでも出たらそりゃあ…」

突然、ウヴァの姿が消え、辺りを見渡す筑波だったが見当たらない

「なんだよ…」

旅blogで人気1位の澤田は、オープンカフェテラスにて新しい本の打ち合わせをしていた。

その背後にヤミーが現れ、澤田を襲い、澤田から何かを奪った。

ヤミーはアゲハヤミーへと成長した。

「お前が欲していたものだ、受けとれ!」

何かを飛ばすアゲハヤミー

それを察知したアンク。

「ヤミーか!メダルを稼ぐチャンスだ」

アンクはタカカンドロイドを起動する。

「映司に知らせろ!」

タカは映司の元へと飛んでいく。

アゲハヤミーの放った鱗粉のような光は、筑波に降り注ぐ。

すると突然筑波の手がblogを書き始め、止まらない。

「うぉ!?なんかすっげぇ書けるぞ!これならあの編集長も絶対気に入るぞ!」

人々を襲うアゲハヤミーの元に、映司が到着する。

アゲハヤミーに掴まれ、上空から投げ捨てられる映司をアンクが助ける。

「遅いぞアンク!」

「フン、しっかり稼げ」

映司にメダルを渡すアンク。

「変身!」

映司は仮面ライダーオーズに変身した。

上空からオーズに襲い掛かるアゲハヤミー

オーズは攻撃を受け止め、そのままアゲハヤミーにラッシュを仕掛ける。

地上戦で押していたオーズだったが、アゲハヤミーは飛行能力があり、空中から攻撃する。

上空から鱗粉の爆撃を食らい、そのままアゲハヤミーに逃げられてしまう。

「ま、待て!」

そこへ後藤がライドベンダーでやってくる。

「逃がしたのか」

「いや、だって空飛ぶの反則でしょ」

「相変わらずだな」

「え?」

「なぜおまえのようないい加減な奴がオーズになった?」

「俺は目の前で困っている人がいたら助けたい、それだけ」

「小さいな、俺が見てるのは…世界だ」

「オーズがヤミーを取り逃がしたか…

 それにしても後藤君はよほど火野映司君に興味があるようだね。」

「逆です。私がいいたいのは、火野映司はオーズに相応しくないということです。」

「彼は実に興味深い…素晴らしい!実に素晴らしい!」

「失礼します。」

「後藤君待ちたまえ

 ドクター真木が新たに開発したカンドロイド…

 オーズに届けてほしい。」

そういうと鴻上は後藤にカンドロイドを投げ渡す。

後藤は不服そうな顔で鴻上の部屋から出ていく。

クスクシエでラジオが流れる。

「本日のあの人に会いたいのコーナーは、予定していた澤田さんが体調不良という事で

 やはり人気の旅ブロガー、筑波敬介さんに来て頂きました!」

筑波の出演に驚く比奈、知世子や映司にも筑波の出演を教える。

ラジオパーソナリティーの女性の質問に、たどたどしく答える筑波。

映司達は筑波の出演に感心していた。

「俺はいつまでこんなことを…」

鴻上の指示とはいえ、今の自分に疑問を持つ後藤

「面白い観察対象ができましたね」

そんな後藤に真木が話かける。

「ドクター真木…?何か用か?」

「私は後藤君こそが世界を守れる人物だと思っています。

 でもそれを鴻上会長に分かってもらうには結果が必要です。」

「結果だと…?」

「物事はすべて終わり…結果で決まるのです。」

自分のblogがアクセスランキング2位に急浮上し、喜ぶ筑波。

1位は目黒マサジというお笑いコンビのblogだった。

トークライブを開くという彼らに嫉妬する筑波だった。

「どうすればいい?」

再びウヴァが現れる。

「またあんたかよ…なんなんだよ一体」

「どうすればもっと有名になれる?」

「そうだなぁ…まぁ俺も目黒マサジくらい喋りが面白ければね」

そういうとウヴァの姿は消える。

目黒マサジが乗っている車が走っていた。

その直後、アゲハヤミーの襲撃を受ける。

目黒マサジを襲い、またも何かを奪うアゲハヤミー

「お前の欲していたものだ、受け取れ!」

「あ…あれは!?」

光る鱗粉に映司が気づく。

光る鱗粉は、またも筑波に降り注ぎ筑波に話術を与える。

「あ、なんか喋れるような気がしてきた!」

そういうとイベントの司会者に目黒マサジの代わりがしたいと名乗り出る筑波。

アイスを食べようとするアンクを比奈がやめさせる。

「アンク!ヤミーが動き出したぞ!ヤミーのところに案内しろ!」

「俺に命令すんな!」

「正直にいいなさい!」

「痛てててて!!」

アンクの耳をつかむ比奈

「筑波さんからメールよ、旅のトークショーにでるんだって

 お店開けるまでまだ時間あるし、比奈ちゃん見てくれば?」

「俺たちはヤミーだ」

「使う分以上のメダルを稼げよ、ライドベンダーだってタダじゃない」

ライドベンダーでヤミーの場所へ向かう映司達。

しかしそこへガメルが立ちはだかる。

ガメルによってライドベンダーから振り落とされる映司。

「ガメル!お前に付き合ってる暇はないんだがなぁ」

「メダル!取り返す!」

「映司!逆に奪ってやれ!」

映司にメダルを投げるアンク。

「変身!」

映司は仮面ライダーオーズに変身する。

ガメルと交戦に入るオーズだったが、ガメルのパワーで吹っ飛ばされてしまう。

「映司!これを使え!」

そういうとアンクはチーターコアをオーズのベルトに差し替える。

オーズはタカトラーターへフォームチェンジした。

トラクローで攻撃し、チーターレッグのスピードを活かしてガメルの周りを高速で走り回るオーズ

「み、見えない」

目が回っているガメルに、オーズは連続蹴りを叩き込むが

飛ばされたガメルにアンクがぶつかり、ウナギコアとタココア1枚ずつ飛ばしてしまう。

「メズールのコアメダルだ」

「映司、メダルを取り返せ!」

「今はヤミーの方が先だ」

「馬鹿!映司ィーーーっ!」

そういうとオーズは高速でヤミーの元へ向かう。

目黒マサジのもう一人の相方もアゲハヤミーに襲われていた。

「足りない、お前のもよこせ」

そこへ後藤が駆け付け、ショットガンでアゲハヤミーを攻撃する。

「逃げろ」

目黒マサジを逃がした後藤は、バズーカでアゲハヤミーを追撃するが、

回避され反撃を受けてしまう。

アゲハヤミーの標的になった後藤は、一方的に攻撃される。

「所詮人間ではこの程度ですか…後藤君にもよき終わりが訪れん事を…」

その様子を見ていた真木がそうつぶやく。

イベント会場の打ち合わせをしている筑波。

しかし比奈は関西弁になっている筑波の喋り方に疑問を抱いていた。

欲望を解放しろというウヴァに筑波は頷く。

比奈はウヴァを見て、かつて映司を襲ったグリードだと思い出す。

「邪魔する奴は消す」

自分に気づいた比奈を、消そうとするウヴァ

「なんやあの化け物!?」

筑波もウヴァの存在に気付く。

アゲハヤミーに襲われ絶体絶命の後藤の元にオーズが駆け付ける。

チーターレッグのスピードが速すぎて止まれないオーズだったがトラクローを地面に突き刺し

スピードを殺した。

そのままアゲハヤミーに攻撃するオーズ。

「後藤さん、大丈夫ですか!?」

「余計なお世話だ!」

オーズの手を振りほどく後藤。

「映司!早くメダルを代えろ!奴が飛びたつ前に羽根を切り裂け!」

そういうとアンクはカマキリコアをオーズに渡す。

オーズはタカキリーターへとフォームチェンジした。

飛んできたアゲハヤミーをカマキリソードで迎撃するオーズ

連続蹴りと連続斬りによる攻撃でアゲハヤミーを追い詰め、

必殺タカキリータースラッシュを放つオーズだったが、

その時後藤がバズーカを放ち、爆炎に巻き込まれてしまった。

次回予告

「俺、後藤さんがオーズでもいいよ」

「新しい後藤君の誕生だよ!」

「有名になるためでもなんでもいい、争いがどれほど人を傷つけるか、伝えられるなら」

「ガメルからコアメダルを奪い取れ!」

第12話「ウナギと世界と重力コンボ」

感想

この辺から後藤さんの葛藤が描かれていますね。

オーズという作品のもう一人の主人公ともいえる後藤さん

持たざる者がこれからどのようにして成長していくのか

映司を認められない自分をいつか受けいれて乗り越えることができるのか?

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