仮面ライダーオーズ/OOO第10話「拳と実験と超バイク」

この話に登場する仮面ライダー

仮面ライダーオーズ/火野映司

前回

第9話「ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」

内容

仮面ライダーオーズ、前回の3つの出来事

1つ、「爆弾に取りつかれた男の欲望から、メズールのヤミーが誕生」

2つ、「オーズは、アンクの静止を無視してラトラーターのコンボを発動」

そして3つ、「映司達の前に、メダルシステムを開発した真木が現れた」

里中が持つTVに映し出された鴻上が、

鴻上生体研究所の10周年を祝う。

鴻上生体研究所では、ライドベンダーや、カンドロイドの研究開発が行われていた。

「少々大げさすぎませんか、設立から10年というだけで」

「誕生日というイベントに祝いすぎると言うことはないよドクター!

 それに今日は天才である君が私に賛同してくれた素晴らしい日でもある!

 メダルを集め、無限を超えた力を実現させるという私の計画にね!

 ただ・・・そのとてつもない力を受け止める者・・・器をどうするか

 その点だけは!・・・まだ意見が一致していない。」

「可能性は色々ありますから。例えばグリードも候補にあげられますし

 メダルを制御できるシステムを作れば、人間であっても使いこなすことが・・・」

「オーズ。

 私はオーズに決めたよドクター!

 グリードより人間より、オーズを器としてメダルを集中させる!」

「ドクター、お返事をお願いします」

「もちろん賛同します。

 今度新しく開発したカンドロイド、オーズに使ってもらおうと思いまして」

真木はトラカンドロイドを起動させる。

「素晴らしい!今日また1つの始まりを迎えたという

 非常に満足だ! では里中君、帰ろう」

「はい、失礼します。」

「・・・始まりに意味はありません。」

自身の部屋へと戻る真木

「祝うとするなら終わり、終末ですよ。

 さて、観察を続けなくては」

真木の視線の先には、 爆発の研究を続けるサメヤミーに寄生された男がいた。

カウンザメダルズ、現在オーズの使えるメダルは

タカ*2

カマキリ*1バッタ*1

ライオン*1トラ*2チーター*1

ウナギ*2タコ*2

オーズとの戦闘でコアメダルを大量に失ったメズールは、かなりのダメージを負っていた。

「メズール、俺のコアメダル、やる、だから起きろ」

「お前のコアでは駄目だ」

「ガメル、大丈夫よ、私のヤミーはもっと生まれるから・・・」

ガメルをなだめるメズール

「オーズ、アンク・・・」

ウヴァはゴルフクラブで酒の瓶を勢いよく割ってしまう。

映司もまたラトラーターコンボの反動で苦しんでいた。

「映司!お前にコアメダル持たせるのはやめだ

 調子に乗って勝手に使いすぎる。」

「コンボじゃないメダルならいいだろ・・・」

タカが映司の元に飛んでくる。

「場所分かったのか!」

「おい、なんだ?」

「あの黒服の男の後をつけてもらったんだ

 爆弾仕掛けた奴の事、知ってたみたいだから」

フラフラの身体で映司は爆弾魔の居場所をつきとめようとする。

それを心配する比奈だったが、映司は静止を振り切り、行ってしまう。

「フン!何が面白いんだが・・・」

「あなたなんかにはわからない。映司君はきっと誰かを助けなきゃいられない」

「興味ないな、

 が、行ってみるか。

 奴には案外、メダル集めの才能がある」

アンクは映司を追う。

「・・・やな奴、お兄ちゃんの顔なのが余計やだ」

鴻上生体研究所にやってくる後藤。

メダルを制御できれば、人間であっても使いこなすことができるという

真木の言葉が気になるようだ。

研究所内では、サメヤミーに寄生された男が、爆弾を包んでいた。

その欲望で成長したサメヤミーがまた1体誕生した。

「これで2体目・・・

 自分を生んだ人間の欲望が増える限り、ヤミーも生まれるわけですね」

爆弾をリュックにいれた男が自転車でどこかへ向かう。

それを目撃する映司とアンク。

「本気でお前には才能あるかもな。

 あの人間、ヤミーの親だ。」

「え?」

「それに、この建物の中にヤミーの巣がある。」

男と建物、どちらも気になる映司。

「タカちゃんタカちゃん、悪い、今度はあの男追いかけて!」

そういうとタカは爆弾の男を追う。

次の瞬間、サメヤミーがアンクを襲う。

「アンク、メダル!足はチーターだ!」

「俺に命令すんな!」

アンクは映司に、タカ・トラ・チーターコアメダルを渡す。

「変身!」

映司は、仮面ライダーオーズタカトラーターに変身した。

チーターレッグのスピードで逃げるサメヤミーを追い越し、

トラクローでブレーキを行い、そのままトラクローでサメヤミーを上空に叩き上げ、

チーターレッグの連続蹴りで2体目のサメヤミーを撃破した。

真木はその様子を監視カメラで見ていた。

生体研究所内部に潜入するオーズだったが、

警報が鳴り、隔壁を閉鎖される。

オーズの元へ真木が現れる。

「申し訳ありませんが、ヤミー退治はもう少し後にしてもらえませんか

 今経過観察中ですので」

「観察中って・・・あなた一体」

「うちの研究員の只野君は優秀なんですが

 爆弾が趣味という一面もありましてね

 そこにグリードが目をつけたらしく・・・

 ヤミーの巣を生み、さらに爆弾に没頭して欲望をかなえ始めたのです。

 もちろん今も。」

只野は遊園地らしき所で爆弾を仕掛けている。

「中にあるヤミーの巣からどれほどのヤミーがでてくるのか、

 またその力はどれほどのものか

 今後のメダル研究にも大いに・・・」

「ちょっと待って!爆弾ですよ!爆発したらどれだけの人が犠牲になるか」

「研究ですから。それに・・・物語がエンドマークで完成するように

 人もまた遅かれ早かれ命を全うした人生を完成させなくては」

「そんな馬鹿な!今もってことは、また爆弾を!?」

「でしょうね、かなり熱心に作ってましたから」

映司は、只野の元へ向かう。

「彼も理解のできる人間ではないですね。終わりの大切さを」

遊園地のトイレに仕掛けられた爆弾の残り時間は、20分をきっていた。

「きっと成功する!連続爆発新記録だ!」

生体研究所で閉じ込められた後藤は研究員たちに事情を聞くが、

研究員たちもわけがわからないようだった。

只野の欲望によってサメヤミーが2体生まれ、研究員たちを襲う。

爆発を待つ只野の元にタカカンドロイドが辿り着く。

慌てて振り払おうとする只野の所有物を映司が取り上げる。

「何するんだ!?大事な計画書だぞ!」

「目を覚ませ!爆弾でどれだけの犠牲者がでると思ってんだよ!

 これが爆弾仕掛けた場所か!爆破予定時刻は・・・15:00!」

「返せ!」

「あと3分!」

只野を振りほどき、映司は爆弾の仕掛けられた場所へ走る。

「返せ!俺の爆弾だぞ!!」

そう叫ぶ只野の近くを警官が通りかかり、異常に気付いた。

爆弾と叫ぶ只野は、警官に捕まった。

只野によって仕掛けられた爆弾を次々に解除していく映司。

「こんなところで爆発したら・・・!」

映司には内戦に巻き込まれた悲惨な過去が思い浮かぶ。

鴻上生体研究所内は、大量のサメヤミーが研究員たちを襲っていた。

「あと1つ・・・!」

映司は最後の爆弾を探す。

最後の爆弾が仕掛けられたトイレには手を洗う男の子がいた。

「伏せろ!」

映司は子供にそう告げると自分は爆弾に向かっていった。

内戦で爆撃から少女を救えなかった映司。

しかし、今回は映司の手によって爆弾は止められた。

映司の手は震えていた。

映司に気を取られ手洗いで水浸しになっている男の子に映司は言う

「驚かせてごめん、これ、ちょっと大きいけど」

映司は自分のパンツを差しだす。

鴻上生体研究所に戻ってきた映司にアンクが飛んでくる。

「映司!どこ行ってた!せっかくヤミーが・・・あ?」

「只野君の実験、阻止してしまったようですね。」

そういう真木を映司は睨みつける

「まぁヤミーの仕組みもかなり観察もできて有意義でした。

 もう片付けてもらってもいいですよ。

 オーズに試してもらいたいものもありますし。」

そういうと真木は映司にトラカンドロイドを握らせる。

「お前・・・そうか、鴻上の仲間か」

「そのカンドロイドはベンダーに装着することで威力を発揮します

 かなり有効なはずです。

 あとで感想をきかせてもらえたら今後のメダル・・・」

そういって立ち去ろうとする真木を

映司は殴りかかる。

映司の拳は真木の顔をぎりぎりで通り過ぎ、壁にめり込んだ。

「ありがたく使わせてもらいますけど

 これ以上俺に話しかけないでもらえます・・・ね?」

映司は鋭く真木を睨みつける。

真木の腕から人形が零れ落ちる。

突如、真木は精神が壊れたかのようにのたうちまわり、慌てて人形を拾い上げる。

「フン、映司!」

アンクは映司にメダルを投げる。

「変身!」

映司は仮面ライダーオーズに変身した。

トラカンドロイドを起動するオーズ。

トラはライドベンダーに乗り移り、変形合体しトライドベンダーとなった。

トライドベンダーは急発進し、暴走した。

「ちょっと壊すなよ!アンク、早く!」

シャッターをぶち壊し、走り去ってしまうトライドベンダー。

「やっぱり馬鹿か、あいつは!」

後藤によって閉鎖されていた研究所内の一部が解放される。

その後藤の元にもサメヤミーが迫る。

サメヤミーの群れを暴走するトライドベンダーが蹴散らしていく。

オーズはトライドベンダーに乗り、制御しようとするが止まらない。

「おとなしくしろよ!」

オーズと後藤が合流した。

「後藤さん!避けて、どいてー!」

後藤の正面ぎりぎりを通り過ぎていくトライドベンダー

暴走するトライドベンダーに振り落とされてしまうオーズ。

「なにやってんだ」

オーズとアンクに、真木が言う。

「コンボを使ってみるといいですよ」

「口を出すな!コンボはパワーが・・・」

「あのバイク、トライドベンダーなら大丈夫です。

 余分な力を吸収しますから」

「何!?」

「アンク!出して!メダル!出して!出して!メダル!」

そういうとオーズは無理やりアンクからメダルを出そうとする。

アンクの腕からコアメダルやセルメダルが零れ落ちる。

「あ、でた!邪魔!」

メダルを失い力がなくなって床に落下したアンクをオーズは払いのける。

「映司ィ・・・!この・・・!」

ライオンとチーターのメダルをセットしたオーズは

トライドベンダーに乗り込み、ラトラーターコンボへとフォームチェンジする。

「ほんとだ、断然楽!」

コンボの反動が全く感じられないオーズ。

トライドベンダーの暴走も収まり、制御して走りだす。

サメヤミーの大群を追うオーズ。

逃げながら水爆弾で攻撃をしてくるサメヤミー

オーズはメダジャリバーにメダルを装填し、瞬く間にサメヤミー3体を撃破する。

残りのサメヤミーの大群を先回りし、トライドベンダーの咆哮で

サメヤミーは空中へと飛びあがる。

空中に浮かび上がったサメヤミー6体めがけて車輪から光弾を発射し、一掃した。

「よし!よしよし」

トライドベンダーをなでるオーズ。

「フン!上出来!メダル!」

アンクは大量のセルメダルをかき集める。

真木が語る。

「オーズを器にメダルを・・・それで本当に訪れるのでしょうか

 世界を、歴史を完結させるよき終末・・・」

クスクシエでは学校なようなシチュエーションが行われていた。

給食のような食事を食べる映司とアンク

「美味しいですか?」

「とってもおいしいよ!」

「よかった!」

「まぁまぁだな」

「あなたには聞いてませんよ、残さず食べてくださいね?」

女教師のコスプレをした知世子が来る。

「アンクちゃん、最初にご挨拶から覚えましょうか」

「失せろ」

アンクの足を踏みつける映司

「違う違う、消えてください」

「あ?」

「はい、リピートアフターミー き・え・て・く・だ・さ・い」

「いい加減にしろよ!」

「ノーノーノー、これぐらいにしてくださいますか!」

怖い物知らずの知世子に、映司と比奈は笑う。

次回予告

「マイペンライだよ、映司」

「メダル、取り返す!」

「火野映司はオーズにふさわしくないという事です。」

「邪魔する奴は消す」

「後藤君にもよき終わりが訪れん事を」

第11話「旅人とアゲハ蝶と有名人」

感想

真木清人は鴻上にもオーズにも友好的なようで、

とても危うい思考の持ち主です。

目的のためであれば人命など特に気にしてないと言う恐ろしいキャラですね。

トライドベンダーなどオーズのサポートをしてくれますが、

果たしてその真意は?

オーズの物語の重要な人物の一人です。

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